耳鼻科　岡山県岡山市南区のみやはら耳鼻咽喉科　中耳炎専門サイト

お子さんが中耳炎に繰り返しかかって悩まれている保護者の方からよく受ける質問です。

中耳炎のコントロールには耳と耳管（じかん）という管でつながっている鼻をコントロールするのがポイントです。鼻水のばい菌が耳に行くと痛みや熱がおこる急性中耳炎になります。

また痛みや熱のない滲出性（しんしゅつせい）中耳炎も鼻水がでていると耳管をとおって中耳腔（ちゅうじくう）にたまった水（体液）が鼻の方に抜けていきにくくて、治るのに時間がかかってきます。

鼻水、鼻づまり、くしゃみといった鼻の症状があれば早めに耳鼻科で中耳炎がおこっていないかの確認と、鼻の中をきれいにする治療（ネブライザー治療）を受けて必要であればお薬を出してもらうことが大切です。

特に保育園や幼稚園に通っているお子さんはかぜをお互いに移しっこしたりして鼻水が垂れて中耳炎を知らないうちにおこしている方も多いので、冬や急に冷え込む時にはしっかり鼻水をコントロールするようにしましょう。